SEKAI ROUTE(セカイルート)は、海外旅行や世界一周で「いくらかかるか」「何日で回れるか」を、スマホで組み立てるための無料のアプリです。登録やログインはいりません。いちばん早いのは、最初の画面で「海外旅行」か「世界一周」を選び、予算と日数を入れて「旅行ルートを作成」を押す方法です(4. 自動でルートをつくる)。ここでは、自分で組み立てる流れもあわせて順番に説明します。
1. 予算と日数を決める
画面の下のタブから「予算」を開き、出発地(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・那覇)・旅行予算・人数・旅行日数・目標訪問国数・出発日を入れます。画面の上にいつも出ている「残金」「日数」「訪問国」は、ここで決めた目標とくらべた数字です。予算をどれだけ使ったかは、その下のメーターで分かります。
「帰国便」には最後の国から出発地までの片道の航空券の金額を、「その他の費用」には海外旅行保険やビザなど、国ごとの費用とは別に旅全体でかかるお金を、どちらも1人あたりで入れます。
2. 国を追加して、順番を決める
「ルート」タブの「国を追加」を押し、国名・都市名・空港のコードで検索して追加します。地域のボタンで絞り込むこともできます。追加した都市は、出発地から順に「旅程」に並び、地図にルートの線が引かれます。
都市をタップすると、滞在日数や、その都市までの移動手段(飛行機・バス・鉄道・船)を変えられます。順番は、左のつまみをドラッグするか、「↑ 前へ」「↓ 後へ」で入れ替えます。到着日と出発日は、出発日と滞在日数から自動で決まります。どこかの日数を変えると、そのあとの日程もずれます。
3. 費用を確かめる
都市ごとの費用は「宿泊費(1泊)」「食費(1日)」「現地交通(1日)」「移動費(その都市までの片道)」の4つです。最初は都市ごとの目安の金額が入っているので、調べた金額に書きかえていきます。
- 航空券:最初は距離からの概算が入っています。旅程の区間にある「航空券」をタップすると、同じ区間と日付で予約サイトを開いて最新の料金を確かめられ、見つけた金額を入れると置きかわります。
- 宿:都市ごとの目安に、宿のレベル(節約・ふつう・快適)をかけた概算が入っています。都市を開き、宿泊費の下のボタンから宿の画面を開くと、その日程のまま予約サイトで探せます。
- 陸路・船:登録している路線は目安の運賃が入ります。経路と運賃を調べて、見つけた金額を入れてください。
「予算」タブでは、宿泊・食費・移動などの内訳と、国ごとの費用をルート順に確かめられます。
アプリの金額は概算(2026年10月時点の目安)で、リアルタイムの料金ではありません。料金は刻々と変わるので、予約の前に必ず予約サイトで確かめましょう。
4. 自動でルートをつくる
最初の画面(または旅程の「自動作成」)で、「海外旅行」か「世界一周」を選び、予算と日数、出発地と出発日を入れて「旅行ルートを作成」を押すと、3つのルートを計算します。人数・旅行スタイル(節約・ふつう・快適)・興味(絶景・自然、世界遺産・歴史、グルメなど)・ペース・行きたい国・行きたくない国は、「詳細設定」を開くと選べます。行き先を決めていなくても、予算と日数に合う国と都市をアプリが選びます。
- 最安重視:合計の費用をいちばん抑える。物価の安い都市に長めに滞在します。
- 観光充実:興味に合う都市と定番の見どころを多めに回ります。
- 移動効率重視:移動の時間と回数を少なくし、近い都市どうしは鉄道・バス・フェリーでつなぎます。
結果は、まず推定費用・残り予算・日数・国と都市の数とルートマップ、その下に日別の日程と費用の内訳が出ます。日程の都市をタップすると、その都市の日数・費用・移動手段が開きます。3つのルートは、合計・残り予算・交通費・宿泊費・食費・観光費・移動時間などを表でくらべられます。気に入ったルートを選ぶと、そのまま旅程になり、あとから国の追加・削除・順番・日数・予算を自由に変えられます(費用と日程は自動で計算し直します)。予算を超えるときは、都市の数や日数を減らして予算に合わせ、何を減らしたかを表示します。
計算に AI は使いません。金額は、都市ごとの目安のデータ(2026年10月時点)と、飛行機の距離からの概算です。リアルタイムの料金ではないので、たたき台として使い、選んだあとに各区間と宿の料金を予約サイトで確かめてください。ビザや入国条件も、国ごとに確認が必要です。
5. 出発前の準備をする
「準備」タブには、旅程に合わせて次のものがそろいます。
- 予約の状況:区間と宿ごとに、予約したかどうかや予約番号を記録できます。予約したあとで旅程を変えて日付がずれると、知らせます。
- 出発前のやること:パスポートの期限、電子渡航認証(ESTA など)、海外旅行保険、たびレジなどを、出発日から逆算した期限つきで並べます。
- 持ち物リスト:訪れる地域の季節やコンセントの形、旅の日数から作ります。自分で追加もできます。
- 天気予報:アプリ版では、これから9日ほどのあいだに滞在する都市の予報を表示します。
- 滞在日数のルール:シェンゲン協定国の「どの180日間でも90日まで」を超えていないかを確かめます(くわしくはシェンゲン協定の90日/180日ルール)。
- 季節の目安:雨季や寒い時期など、気をつけたい時期に訪れる都市が分かります。
- 共有とカレンダー:旅程をテキストや共有リンク、LINE で送ったり、PDF で保存したり、カレンダーに書き出したりできます。
6. 旅のあいだの支出を記録する
「記録」タブで、使ったお金を記録できます。現地の通貨で入れても、為替レートで円に直して、予算タブの見積もりとくらべられます。アプリ版では最新の為替レートを取得できます(両替所やカードで実際に使われるレートとは少し違います)。
7. 保存・共有・バックアップ
プランは「保存」ボタンで、使っている端末のブラウザの中に保存されます。いくつでも保存でき、「複製して保存」で別の案もつくれます。
- 共有リンク・LINE(アプリ版):リンクを開いた人は、そのプランを自分の端末に読み込めます。支出の記録・予約の記録・やることリストは含みません。各都市のメモは、「メモも共有する」をオンにしたときだけ含みます。
- PDF で保存:概要・ルートマップ・日程・費用の内訳を1枚にまとめ、ブラウザの印刷の画面から「PDF に保存」できます(iPhone は印刷の画面で共有ボタンから保存)。
- バックアップ:表示中のプランをテキストにしてコピーし、別の端末で「読み込む」と追加できます。スマホを買いかえる前に使ってください。
8. スマホのアプリにする
ホーム画面に追加すると、アプリのように全画面で開けます。電波がない場所でも、旅程の確認や編集ができます(料金の取得や天気予報には電波が必要です)。
- iPhone:Safari で開き、共有ボタン(四角から上向きの矢印)→「ホーム画面に追加」
- Android:Chrome で開き、メニュー(︙)→「ホーム画面に追加」または「アプリをインストール」